違法な高金利、悪質な取立てに関するQ&A11
- Q.請求のままに払ってしまったらどうなる?
A.残念ながら、お金はまず取り戻せません。それどころか、次々に同様の請求書や、ありもしない借金の取立てが増えることになります。被害にあったと気づいたら、すぐに警察に行き、被害届を出してください。
- Q.返さないと取立てに行くというのだが?
A.請求書ではなく、電話などで取立てを受けることもあります。しかし、借りた覚えがないのですから、すぐに電話を切ってください。直接取立てにきたら、すぐ110番をすることです。
- Q.落としたクレジットカードでキャッシングされてしまった
A.カードの多くは盗難保険がかかっているので、紛失したカードを他人に使われても、その損害は通常、保険会社が払ってくれます。ただし、カードローンやキャッシングには盗難保険は適用されません。というのは、約款上、犯人が、夫または妻、あるいは子供など名義人の家族や同居人の場合、犯人が暗証番号を使って取引をした場合、そのほか、カードの名義人の故意または重大な過失によって引き起こされた事故については、かーど会社は免責されます。つまり、その損害に対しては、盗難保険は適用されません。名義人からカードの盗難・紛失の届出がなされたのに、カード会社のミスで処理が遅れ、ローンを使われたなど、カード会社に責任がある場合は、名義人は支払いをまぬがれます。
- Q.保険証で勝手に借金をされた場合は?
A.通常、盗まれたり、落としたりした保険証を使われた場合には、名義を使われた人はサラ金などに借金を返す義務はありません。ただし、保険証の紛失に気づいたら、健康保険組合や市町村など保険証の発行元に、その旨届けてください。サラ金がなおも借金返済を要求してくるようなら、最終的には債務不存在確認訴訟を起こして、借金がない旨の判決をもらうしかありません。
- Q.実印を盗まれ借金された場合はどうなる?
A.本人に借り入れの意思がなければ、その借金を返す責任はまぬがれます。ただし、犯人が日常的に本人の代わりに実印を使い、その貸主から借入れをしていたような場合には、本人は支払い義務を免れません。保険証やカード、実印などを他人に使われ、その借金を請求されたという場合、必ず弁護士など専門家に相談してください。
