違法な高金利、悪質な取立てに関するQ&A10
- Q.領収書がないと二重請求は拒否不能?
A.返済したのに領収書をもらい忘れ、借用書も貸主の手元に残っている場合、借主が返済したことを証明できなければ、裁判では、借金は返済されていないと判断されます。業者に二重に支払うしかなくなる恐れが大です。
- Q.身に覚えのない借金の請求書がきたらどうすれば?
A.何もせずに放っておくのが一番です。その請求じたい、架空請求詐欺の疑いがあります。犯人は面簿などを使って、無作為に何の根拠もない請求書を送りつけてくるのです。
- Q.借りたかどうかわからない場合は?
A.お金を支払う前に、本当に借金があるかどうか確認してください。
業者が大手のサラ金やカード会社なら、相談窓口があるはずですから、そこに問い合わせれば教えてくれます。ただし、連絡先は請求書に書かれた電話ではなく、自分で調べてかけてください。犯人の中には、大手企業・有名企業と似た社名を名乗り、被害者を誘い込もうとする者もいるからです。 - Q.業者に問い合わせるとき注意することは?
A.身に覚えのない請求を受けた場合、直接連絡をするのは危険です。相手が架空請求詐欺の犯人なら、より多くの個人情報を相手に与えることになるからです。覚えのない請求書を受け取ったら、相手に連絡する前に、専門家に必ず相談してください。
- Q.請求書に、裁判所や弁護士の名前が書かれているが?
A.裁判所や弁護士会、弁護士事務所の名前を使った架空請求もあるということですが、以下の点をチェックしてください。
1. 内容証明郵便で送られてきたか?
弁護士が借主に支払いを促す場合、通常は書留めの内容証明郵便を使います。あるいは裁判所が借主に対し、訴訟の呼び出し状や支払い督促状を送りつける場合には、特別送達という方式の書留郵便を使います。ハガキや普通郵便で支払いを促すようなものはニセモノです。
2. 「裁判所」からの書類に、支払いのための指定口座などが記されているか?
その書類が、内容証明郵便で来たとしても、裁判所が、借主に対し一方的に指定口座への入金を指示することはありえません。貸主が本当に裁判手続きを取った場合、本物の支払い督促や判決文が送られてくることはありますが、「借主○川×朗は、貸主△山□夫に対し、金○○万円を支払え」と書かれているだけです。
3. 裁判所や弁護士事務所に、自分で本当の番号を調べて確認する
弁護士の場合、弁護士会に電話するか、電話帳で調べてそちらに電話することです。裁判所からの書類には、必ず事件番号が入っていますから、その番号を伝えれば、実際に手続きがされているかどうかわかります。
